キャノンEFマウントのカメラに、ニコンGタイプのレンズを装着したい   前編


レンズ単体で絞りの調整できるニコンレンズが使用できるマウントアダプターは制作し、問題無く使用しています。

Gタイプレンズは電子接点の関係で制作は断念、どうしてもGタイプレンズが使用したく購入、NOVOFLEX(ドイツ製)のマウントアダプターを注文して取り寄せるのに約1カ月かかりました。
国産のメーカーは、レンズを回転して絞りを調整をするタイプがありますが面倒そう、NOVOFLEX社製はアダプターに絞りを調整する機能が付いているという事で少し高いけど注文しました、カタログ価格25,200円です。
届いてみると以外にシンプルです、電子接点部品が付いていると思っていたのに何も付いていません。
よく考えてみると、Gタイプレンズといえども絞りはレンズの内側で調整するレバーがあるので、そのレバーを外から調整する仕組みになっていました、やはり複雑なので自作することは困難です。
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取り付け可能なレンズは、基本的にAiタイプ以降のもので、使用できないレンズの説明もあるが理解し難い。
要するに、ニコンレンズに本商品の交換マウントが取り付けでき、マウント面から飛び出た部分が無ければ使用できるというもので、Gタイプのレンズも対応できるという事です。
露出モードは絞り優先モードで撮影出来ると記してありますが、ライブビュー撮影が露出が安定して無難です。
ピント合わせはもちろんマニュアル調整です、絞り値は表示されません。
このマウント使用時もライブビュー撮影で絞りを開放にして、5〜10倍に拡大しピントを合わせた後、絞り優先の設定で好みの絞りで撮影すればいいようです。
ピントはマニュアル調整なので、AFに慣れているスナップ撮影は面倒かも、三脚を構えて撮影する時は少し手間はかかるも、キャノンマウントのレンズを購入する負担を考えると我慢しなくてはいけないだろうなぁ〜




左がNOVOFLEX社製で、右は私の自作マウントです。
自作品はGタイプレンズの絞りの調整ができないのに対し、購入品は絞り調整機能が付いています、Gタイプ以外のレンズはレンズ本体で絞りの調整ができるのでどちらも同じです。




NOVOFLEX社製、ニコンレンズの受け側です。




キャノンEFマウント側です。


使用した感想

Gタイプのレンズに取り付けて感じた事、マウントアダプターを取り付けるのが硬く、取り付け後に絞りの調整リングを動かすと、かなり重いので調べて見ると説明書に、厳守して下さい防塵防滴防止ゴムの付いているレンズは使用しないでくださいと記してある。

リングの重たい原因が分かった、レバーを動かす時、レンズマウント部の防塵防滴用のゴムに接触しているからです。
綿密に言うとレバーを動かす度にゴムに傷が付きそうです、純正レンズのGタイプレンズが使用したくて購入したのに残念だ、レンズメーカーのGタイプレンズに防塵防滴用のゴムが付いていないレンズは問題無く使用できそうです。
その内、自作したアダプターを使用してGタイプレンズを使用する方法も考えてみる予定です。    2014,2,10




ニコンのGタイプレンズには坊塵坊滴用ゴムが付いています。



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